本日の内容は、
不妊治療に関する誤解【その5】人工授精は排卵前でないと意味がない?
前回の記事も合わせてお読みください。
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バンコクIVFセンター・ラップラオでは
人工授精日当日も超音波検査をして卵胞の様子を確認します。
その際、医師が患者様に良く伺うのが
「 排卵痛を感じましたか? おりものは多かったですか? 」
という質問です。
排卵痛の感じ方は
・何も感じない
・右側か左側、どちらから排卵するかまで敏感に感じる
・我慢できないほどの激しい痛みがある
など、非常に個人差があります。
当クリニックの患者様でも非常に多い、
多嚢胞性症候群(PCOS)の方の場合
不妊治療を受ける前は、生理があっても無排卵だった方が
治療を受けて確実に排卵することで、
初めて排卵痛を感じる方もいらっしゃいます。
そんな時、院長ドクターヴィワットや他のドクターが
「 この痛みの感覚を覚えておくように 」
と患者様にお伝えする場合があります。
例えば、
人工授精を受けるつもりだったが
たまたま通院できず、ご夫妻でタイミングを計ってみたら
自然妊娠したということも過去に何ケースかありました。
不妊治療を受けていなくても
妊活中のご夫妻が性交のタイミングを計るために
排卵日を予測する方法として
基礎体温の変化や排卵検査薬のほか
排卵痛も目安のひとつとなりますので
" ポジティブな痛み " として、味方にしちゃいましょう。
上記で述べました通り
大変まれなケースではありますが
動くのもつらいほど激痛を訴える人もいらっしゃいます。
そんな方にとっては、" ポジティブな痛み " なんて
とてもじゃないですが、考えられないですよね。。
痛みが酷い時は鎮痛剤を服用して、ゆっくり休みましょう。
症状のひどい方は医師にご相談ください。
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排卵痛って、どんな痛み ?
排卵痛を感じる時が排卵の瞬間 ?
排卵痛はどこから起きるの ?
まだまだお話したいことがありますが
長文になってしまったので、
続きはまた今度。
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本日4月13日より15日まで、今年3回目のお正月。
タイの伝統的な花柄の服と、
世界中で流行の花柄の服を来ている人が一杯で、
明るく平和なタイのお正月ですね。
それでは、また。